こんにちは、屋根アドバイザーのタクミです。
瓦屋根の不具合に気づいて、いざ修理を頼もうとしたときに、いちばん迷うのが依頼先ではないでしょうか。屋根工事を扱う会社は数多くあり、ポストに入るチラシにも、インターネットの検索結果にも、似たような言葉が並んでいます。どこも「屋根のことならお任せください」と書いてあり、外から見ただけでは違いが分かりません。
ただ、瓦屋根に限っていえば、依頼先を見極めるための材料は意外とはっきりしています。瓦は、金属屋根やスレート屋根とは施工の考え方そのものが違うからです。この違いを知ったうえで話を聞くと、打ち合わせの段階で「この会社は瓦を分かっているのか」がかなり見えてきます。
ここでは、瓦屋根の修理を頼むときに確認したい点を、順を追ってお伝えします。金額を比べるよりも先に確認してほしいことから始めましょう。あなたのお住まいの屋根を、この先も長く使っていくための判断材料になれば幸いです。
- 瓦屋根の修理に必要な専門性の中身
- 依頼前に確認したい5つの判断材料
- 相見積もりで金額以外に見るべき箇所
- 契約を急がされたときの対処のしかた
瓦屋根の修理は他の屋根材と何が違うのか
業者選びの話に入る前に、瓦屋根の修理がどういう作業なのかを押さえておきます。ここが分かっていると、見積もりの説明を聞いたときに、内容が噛み合っているかどうかを自分で判断できるようになります。瓦屋根そのものの特徴について詳しく知りたい方は、瓦屋根工事のページもあわせてご覧ください。
瓦は一枚ずつ動かせる屋根材である
瓦屋根の大きな特徴は、屋根材が一枚ずつ独立していることです。金属屋根やスレート屋根のように面でつながっているのではなく、桟瓦が互いにかみ合いながら並んでいます。だから、割れた瓦やずれた瓦だけを差し替える部分修理ができます。
この構造は修理の自由度につながる一方で、一枚の乱れが周囲へ連鎖しやすいという面も持っています。台風の風で一枚が浮き、そこから隣の瓦が動く。鳥が隙間に巣を作って持ち上がる。瓦桟木が折れて据わりが変わる。原因はさまざまですが、いずれも「どこまで広がっているか」を見ないと修理範囲が決まりません。目についた一枚だけを直しても、根本の理由が残っていれば同じことが起こります。
二次防水と下地まで見て判断する必要がある
もう一つ知っておいていただきたいのが、瓦だけでは雨を完全には防いでいないという点です。瓦の下には防水シート(ルーフィング)が敷かれており、瓦の隙間から入り込んだ雨水は、この二次防水の層を流れて軒先へ排出されます。さらにその下には、瓦を支える野地板があります。
防水シートは瓦本体より先に傷みやすいとされ、定期点検で状態を確認すべき箇所とされています。つまり、表から見える瓦が無傷でも、下の層が傷んでいれば雨漏りは起こり得ます。逆に、瓦が数枚割れていても下地が健全なら、部分的な差し替えで収まることもあります。
瓦屋根の修理範囲を決めるには、瓦・防水シート・野地板という三つの層のどこまで傷んでいるかを見る必要があります。見えている瓦だけを見て金額を出す提案は、範囲が合っているかどうかを確かめたほうが安心です。
棟や漆喰は瓦屋根に特有の工事になる
瓦屋根には、他の屋根材にはない部位があります。屋根の頂部に積まれる棟瓦、その目地に詰められる漆喰、隅棟の面戸などです。漆喰は経年でひび割れや剥落が起こり、そこから雨水が入って棟内部の葺き土が流れ出し、棟の歪みにつながることがあるとされています。
棟の積み直しや漆喰の詰め直しは、瓦を扱ってきた職人の仕事です。板金工事や塗装工事を主に手がけてきた会社が、必ずしも同じようにできるとは限りません。ここが、瓦屋根の依頼先を選ぶときに他の屋根材と事情が異なる理由です。

瓦屋根修理業者を選ぶ5つの確認ポイント
ここからが本題です。実際に問い合わせをする前、あるいは現地調査に来てもらったときに、確認していただきたい点を五つに分けてお伝えします。どれも専門知識がなくても確かめられることばかりです。
瓦工事そのものの施工実績があるか
最初に見ていただきたいのが、瓦の工事をどれくらい手がけてきたかです。屋根工事といっても、金属屋根への葺き替え、スレートの塗装、雨樋の交換など内容はさまざまで、会社ごとに得意分野が違います。
確認のしかたは難しくありません。ホームページの施工事例に、瓦の葺き替えや棟の積み直し、漆喰の詰め直しが載っているかを見てください。写真が工事前と工事後の両方で載っていれば、どこをどう直したのかが分かります。事例が屋根塗装ばかりで瓦の工事が見当たらない場合は、瓦を扱った経験がどの程度あるのかを直接たずねてよいと思います。参考までに、当店が手がけた瓦葺き替え工事の施工事例(K様邸)もご覧いただけます。
資格や建設業許可を確認できるか
屋根工事に関わる資格には、瓦の施工技能に関するものや、建築板金に関するものなど複数あります。また、一定金額を超える工事には建設業許可が必要になります。こうした情報を、聞かれたときに具体的に答えられるかどうかは、一つの目安になります。
ここで大事なのは、資格の有無だけで判断しないことです。資格を持っていても現場経験が浅いこともあれば、長年の経験で確かな仕事をしている職人もいます。あくまで、確認を求めたときに濁さずに答えてくれるかどうかを見ていただきたいのです。建設業許可の有無は、国土交通省の建設業者・宅建業者等企業情報検索システムでご自身でも確認できます。
◆タクミのワンポイントアドバイス
資格や許可のことは聞きにくいと感じる方が多いのですが、屋根に関わる会社にとっては日常的な質問です。遠慮せずにたずねてみてください。答え方そのものが、その会社の姿勢を映していることがあります。
症状の原因を自分の言葉で説明できるか
私が最も重く見ているのが、この点です。屋根を見た人が、いま起きている症状の原因をどう捉えているのかを、自分の言葉で説明できるかどうか。ここに専門性がいちばん表れます。
たとえば「棟の漆喰が痩せて、そこから入った水で葺き土が流れ、棟が動いています」という説明なら、どこで何が起きているのかが具体的です。一方で「傷んでいるので直したほうがいい」「危ないので早く工事したほうがいい」という言い方だけで、場所も理由も出てこない場合は、もう少し詳しく聞いてみてください。
説明を聞くときは、写真を見せてもらうと分かりやすくなります。屋根の上は自分では確認できない場所ですから、現地調査で撮った写真をもとに話してもらえるかどうかも、確認しておきたい点です。
見積書の内訳が工程ごとに分かれているか
見積書の形式は会社によって違いますが、内訳が工程ごとに分かれているかどうかは共通して確認できます。「屋根修理一式」とだけ書かれた見積書では、何にいくらかかっているのかが分かりません。
瓦屋根の修理であれば、既存の瓦をどう扱うのか、防水シートを張り替えるのか、棟を積み直すのか、足場を組むのか。こうした作業ごとに数量と単価が書かれていれば、他社の見積もりと突き合わせたときにも比べやすくなります。屋根修理の費用相場については、横須賀市の屋根修理費用|相場と業者選びのポイントでも詳しく解説しています。
工事後の点検やアフター対応の範囲
工事が終わったあとの対応についても、契約の前に確かめておきたいところです。どの部分について、どのくらいの期間、どういう不具合が起きたときに対応してもらえるのか。この範囲は会社ごとに異なりますし、工事内容によっても変わります。
気をつけたいのは、口頭で「何かあったら来ますよ」と言われただけでは、範囲がはっきりしないという点です。書面でどう記載されるのかを見せてもらい、内容を確認したうえで契約に進むほうが、お互いに行き違いが起きません。
| 確認する場面 | 見ておきたいこと |
|---|---|
| 問い合わせ前 | 瓦の施工事例が掲載されているか |
| 現地調査のとき | 屋根の写真をもとに原因を説明してもらえるか |
| 見積書を受け取ったとき | 工程ごとに数量と単価が分かれているか |
| 契約の前 | 工事後の対応範囲が書面に記載されるか |
相見積もりで比べるのは金額だけではない
複数の会社から見積もりを取る、いわゆる相見積もりは、依頼先を決めるうえで有効な方法です。ただ、金額の数字だけを横並びにすると、かえって判断を誤ることがあります。この章では、その理由と見るべき箇所をお伝えします。
同じ屋根修理でも工事内容はそろわない
相見積もりが難しいのは、同じ症状に対しても提案される工事が同じとは限らないからです。ある会社は瓦の差し替えと漆喰の詰め直しによる部分補修を提案し、別の会社は下葺材を含めて屋根全体を更新する葺き替えを提案する。この二つは、そもそも直す範囲が違います。なお、既存瓦を再利用する葺き直しも工法としてはありますが、小牧瓦店では基本的に提案していません。材料費と廃材処分の負担は抑えられても、古い瓦を一枚ずつ外してくせを修正しながら戻すため労務費が大きくなりやすく、工事全体の負担軽減は限定的です。施工前後で外観がほとんど変わらず、工事の効果を実感しにくく、満足度が低くなりやすいことも理由です。
金額に差が出るのは当然で、安いほうが得とも、高いほうが丁寧とも言い切れません。まず確認していただきたいのは、それぞれの見積もりが屋根のどこまでを直そうとしているのかです。範囲がそろって初めて、金額の比較に意味が出てきます。
見積書で確認したい5つの記載
見積書を受け取ったら、次の項目が書かれているかを見てください。書かれていない項目があれば、たずねれば足りる話です。
- 工事の対象になる箇所と面積または枚数
- 使用する瓦や部材の名称
- 足場の有無と費用
- 既存材の撤去と処分の費用
- 工期の目安
特に足場と処分費は、見積書に含まれているかどうかで総額が変わってきます。あとから追加になりやすい項目でもあるので、最初の段階で確認しておくと安心です。
相見積もりであることは伝えてよい
相見積もりを取っていることを伝えると失礼にあたるのでは、と気にされる方がいらっしゃいます。私はお伝えして差し支えないと考えています。むしろ伝えておいたほうが、各社とも工事内容を具体的に説明するようになり、あなたにとって比べやすい見積書が出てきます。
お伝えするときは、どういう点で迷っているのかも一緒に話してみてください。金額なのか、工事の範囲なのか、工期なのか。それが分かると、相手も答えやすくなります。
契約を急がせる提案への向き合い方
屋根は自分の目で確認しにくい場所です。その分、不安をあおられると判断が難しくなります。ここでは、急かされたと感じたときにどうするかをお伝えします。
その場で決めなくてよい
まずお伝えしたいのは、屋根の工事はその日のうちに決める必要がほとんどない、ということです。雨漏りが進行している場合でも、室内で水を受けて家財を守る応急の対応を先に取り、工事内容は落ち着いて検討できます。
「今日契約すれば安くなる」「近くで工事をしているので今なら足場代が浮く」といった言い方で判断を急がされたときは、いったん持ち帰って構いません。本当に必要な工事であれば、数日待ったからといって前提が変わることはまずありません。
その場での即決を求められたり、契約を渋ると態度が変わったりする場合は、いったん保留にしてご家族に相談してください。訪問を受けた日時と担当者の会社名を控えておくと、あとで確認するときに役立ちます。
屋根に上がってもらう前の確認事項
点検のために屋根へ上がることは、それ自体はごく普通の作業です。ただ、初めて訪ねてきた相手にすぐ上がってもらう前に、会社名と連絡先、そして点検が無料なのか有料なのかを確認しておいてください。
また、点検後には写真を見せてもらうようにお願いしておくと、状態を一緒に確認できます。瓦屋根は、点検で人が歩くこと自体が瓦に負担をかける場合もあります。どこをどう歩いて確認するのかを気にかけている相手であれば、瓦の扱いに慣れていると考えてよいでしょう。
◆タクミのワンポイントアドバイス
ご自身で屋根に上がって確かめようとされる方がいらっしゃいますが、これはおすすめできません。瓦は乾いていても滑りますし、踏む場所によっては割れます。確認は地上や窓から見える範囲までにして、あとは業者に任せてください。
火災保険を前面に出した提案の受け止め方
火災保険は、台風や強風、雹、雪といった自然災害による損害を補償対象とする保険です。一方で、経年による劣化や老朽化は事故ではないため、補償の対象外とされています。この線引きは、被害箇所の状態などをもとに保険会社が判断します。
そのため、屋根を見ただけの段階で保険の適用可否を言い切れる立場の人はいません。私たちも、保険が使えるかどうかを断定することはできず、申請にあたって必要な写真や状況の説明をお手伝いする、というところまでになります。
もし「保険で必ず直せる」といった説明を受けたときは、その根拠をたずねてみてください。経年劣化を自然災害として申請することはできませんし、そうした申請を持ちかけられた場合は、はっきりお断りいただくのが結果的にご自身を守ることにつながります。こうした勧誘については、国民生活センターも「火災保険を使って無料で屋根を修理しませんか」との勧誘にご注意として注意を呼びかけています。
地域で長く仕事をしている業者を選ぶ意味
ここまで確認ポイントをお伝えしてきましたが、最後にもう一つ、選ぶときの視点をお話しします。同じくらいの条件で迷ったときは、その地域で長く仕事をしている会社を選ぶ、という考え方です。
立地や気候に応じた判断ができる
屋根の傷み方は、建物が置かれた環境によって変わります。海沿いの地域では、塩害の影響で金属の部材が傷みやすい傾向があると一般に言われています。台風の通り道になりやすい地域では、風による瓦のずれや飛散に注意が必要とされます。
その土地でどういう傷み方をした屋根を多く見てきたか。これは資料からは得られない知見です。近隣で似た建物を手がけている会社であれば、あなたの家の屋根についても具体的な話ができるはずです。
工事後に相談しやすい関係が続く
屋根は、工事をして終わりではありません。台風のあとに気になる箇所が出てくることもあれば、十数年先に次のメンテナンスを考える時期も来ます。そのときに気軽に連絡できる相手が近くにいるかどうかは、思っている以上に差になります。
有限会社 小牧瓦店は、横須賀・三浦・鎌倉・葉山・逗子・横浜市金沢区の屋根工事に対応しています。この地域の住宅の屋根を見てきた立場から、あなたのお住まいに合った方法をご提案します。

相談から工事までの流れと事前の準備
最後に、実際に問い合わせをするときの流れと、手元に用意しておくと話が早くなるものをまとめます。準備といっても難しいものではありません。
相談前に手元にあると話が早いもの
お問い合わせの際、次のことが分かっていると、初回のやり取りがずいぶん具体的になります。
- 建物の築年数と、これまでに屋根工事をした時期
- 気になっている症状と、それに気づいた時期
- 雨漏りがある場合は、しみの位置と発生した日の天候
- 地上から撮った屋根の写真
特に、症状に気づいた時期と天候の記録は、原因を絞り込むうえで手がかりになります。強風の翌日から症状が出たのか、以前から少しずつ進んでいたのかで、見るべき箇所が変わってくるからです。
現地調査で見てもらいたい箇所
現地調査では、気になっている症状の周辺だけでなく、棟や漆喰の状態、谷板金の様子、軒先の納まり、雨樋の詰まりまで見てもらってください。雨水は流れて動くため、症状が出ている場所と侵入している場所が離れていることが珍しくありません。
調査のあとには、どこがどう傷んでいるのか、いま直すべき箇所としばらく様子を見てよい箇所はどこかを、写真を見ながら説明してもらいましょう。すべてを一度に直さなければならないとは限りません。
屋根の点検頻度は、周辺環境や気象条件により変わるのであくまで目安ですが、年に一度の目視確認と、5年から10年に一度の専門業者による点検です。加えて、台風や大雪のあとに臨時の点検を入れておくと、傷みが広がる前に気づきやすくなります。
工事が始まってから確認したいこと
依頼先が決まったあとも、いくつか見ておいていただきたい点があります。まず、工事の前に近隣へのあいさつをどう進めるかです。屋根工事では足場の設置や瓦の搬出入があり、音や車の出入りが伴います。ここをどう扱うかを事前に打ち合わせておくと、工事期間中の気疲れがずいぶん減ります。
工事が始まったら、途中の様子を写真で見せてもらってください。瓦をおろしたあとの防水シートの状態や、下地の傷み具合は、工事のその瞬間にしか確認できません。あとから見返せる記録が残っていると、次のメンテナンスの時期を考えるときの手がかりにもなります。
また、工事の途中で、当初の見積もりになかった傷みが見つかることがあります。瓦をおろして初めて分かる部分があるためで、これ自体は珍しいことではありません。大切なのは、追加の作業が必要になったときに、その場で工事を進めてしまうのではなく、いったん止めて内容と金額を説明してもらえるかどうかです。事前に「追加が出たときはどう進めますか」と一言たずねておくと、お互いに動きやすくなります。
◆タクミのワンポイントアドバイス
工事中の写真は、完了後に一式でまとめてもらうようお願いしておくとよいです。どの部材を使ったかが分かる写真も一緒にあると、十数年先に次の工事を考えるときに、当時の状態がそのまま資料になります。
瓦屋根修理業者に関するよくある質問
Q1. 瓦屋根の修理は、屋根塗装をしている会社に頼んでもよいですか?
A. 会社によります。屋根塗装を主に手がけていても、瓦の工事に対応できる職人がいる会社はあります。判断のしかたとしては、瓦の葺き替えや棟の積み直し、漆喰の詰め直しといった施工事例があるかを確認してみてください。なお、瓦本体は基本的に塗装が不要とされる屋根材ですので、瓦屋根に塗装を勧められた場合は、その目的をたずねてみるとよいと思います。
Q2. 見積もりは何社くらいから取るとよいですか?
A. 2社から3社が現実的なところだと思います。数を増やすほど比較の材料は増えますが、現地調査の立ち会いや説明を聞く時間もそのぶん必要になります。それよりも、それぞれの会社が屋根のどこまでを直す提案をしているのかを、しっかり聞き比べるほうが判断につながります。
Q3. 見積もりだけお願いすることはできますか?
A. できます。現地調査と見積もりの費用については会社ごとに扱いが異なるため、依頼する前に無料か有料かを確認しておくと安心です。見積もりを受け取ったあとで工事を見送ることも、もちろん問題ありません。
Q4. 修理と葺き替えは、どちらを選べばよいですか?
A. 傷んでいる範囲によって変わります。瓦の割れやずれ、漆喰の傷みが部分的であれば、その箇所の修理で収まることがあります。一方、防水シートや野地板まで傷みが広がっている場合は、葺き替えを検討します。既存瓦を再利用する葺き直しも工法としてはありますが、古い瓦を一枚ずつ外してくせを修正しながら戻すため労務費が大きくなりやすく、施工前後の外観もほとんど変わりません。そのため、小牧瓦店では葺き直しを基本的に提案していません。まずは現地調査で、どの層まで傷んでいるのかを確認してもらってください。
Q5. 訪問してきた業者に指摘された箇所は、本当に傷んでいるのでしょうか?
A. 指摘そのものが正しいこともあれば、そうでないこともあります。ご自身で屋根に上がって確かめるのは危険ですので、別の会社にも点検を依頼して、写真を見ながら説明を受けてみてください。二つの説明を聞き比べると、どちらの見立てに具体性があるかが見えてきます。
まとめ|業者は説明できるかで選ぶ
瓦屋根の修理を頼む相手を選ぶとき、いちばんの判断材料になるのは、屋根の状態を具体的に説明できるかどうかです。瓦・防水シート・野地板のどこまで傷んでいるのか、なぜその工事が必要なのか。ここを写真とともに自分の言葉で語れる相手であれば、工事の内容についても納得しながら進められます。
あわせて、瓦工事の施工事例があるか、資格や許可の確認に応じてもらえるか、見積書の内訳が工程ごとに分かれているか、工事後の対応範囲が書面にあるか。この四つを確かめてください。相見積もりを取る場合も、金額を並べる前に、それぞれが屋根のどこまでを直そうとしているのかをそろえることが先になります。
そして、判断を急がされたときは、いったん持ち帰って構いません。屋根の工事は、落ち着いて選んでいただいてよいものです。
有限会社 小牧瓦店では、横須賀・三浦・鎌倉・葉山・逗子・横浜市金沢区で屋根工事に対応しています。瓦屋根の傷みが気になっている方、他社の見積もり内容が分からず迷っている方、台風や強風のあとで屋根の状態を確認しておきたい方は、被害が広がる前にご相談ください。現地を確認したうえで、必要な工事とその理由をご説明します。ご相談は小牧瓦店のお問い合わせフォームから受け付けています。









