K様邸(神奈川県横須賀市)

築80年を超える町屋は、出し桁入母屋造りの起り屋根が特徴の日本家屋です。今回、J形(和形)いぶし瓦から、同じくJ形の釉薬瓦の京銀色に葺き替えました。ちなみにこの写真は、PC用ホームページのトップページの写真にも使わせていただきました。(新東株式会社:J形・京銀色を使用)

建築してから2度目の屋根工事とのことでしたが、入隅の谷木が腐っていたのを交換したくらいで、とてもしっかりした造りです。

棟積みの紐のし瓦を厚のし瓦に変えたことで、すっきりと軽快な印象になりました。施主のO様にも「これでまだまだ(建物は)長持ちできる」とたいへん喜んでいただけました。やはりしっかりした造りの日本の木造建築はいいですね。軽く築100年超の耐久性があることがわかります。